10月の選択理論つくば支部研究会開催報告
2026年09月13日
2026年9月12日(土)
日本選択理論心理学会つくば支部研究会を開催いたしました。
毎月第二土曜日、午前中はオンラインで午後はリアルで開催中です。
休日の貴重なお時間にもかかわらず、ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
日頃の人間関係や子育て、支援の現場で直面する葛藤をテーマに、実践的な対話と学びを深める温かい時間となりました。


なぜ、私がつくば支部研究会を続けているのか?
私がこうして「選択理論心理学」を学ぶ地域支部を立ち上げ、定期的な研究会を継続して開催しているのには、明確な理由があります。
それは、「人間関係の技術を知るだけで、防げる孤立や救われる家族がたくさんある」と確信しているからです。
私は長年、ひとり親家庭の支援やステップファミリー(子連れ再婚家庭)、離婚後の親子交流支援などの現場に立ち続けてきました。
そこで直面する深刻な対立や葛藤、深い孤独の多くは、「相手を自分の思い通りにコントロールしようとする関わり(外的コントロール)」から生じています。
悪意があるわけではなく、「相手のためを思って」「良かれと思って」放った言葉が、大切なパートナーや我が子との関係を壊してしまう。そんな悲しいすれ違いを数え切れないほど見てきました。
変えられない相手を責めるのではなく、自分の選択を変える
アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した選択理論心理学は、「他人は変えられない。変えられるのは自分の行動と思考だけである」と教えてくれます。
相手を批判したり責めたりするのではなく、お互いが本当に求めている「基本的欲求」や「上質世界(大切にしている価値観)」を理解し合おうとする関わり方にシフトする。
ただそれだけの知識とスキルを身につけることで、家庭内の空気は驚くほど穏やかになり、関係性は修復へと向かいます。
家庭や職場の人間関係が改善することは、単に個人の悩みが解消されるだけでなく、虐待やDV、孤立といった社会課題を未然に防ぐことにも直結しています。
一歩ずつ広げる、社会貢献としての学びの場
カウンセリングを受けるまで深刻化する前に、日常生活の中で誰もが気軽に立ち寄り、自分の心と関係性をメンテナンスできる場を作ることを目指しています。
これこそが、私がこの研究会活動を「地域社会への恩返し」「持続的な社会貢献」として位置づけ、大切に育み続けている理由です。
「今日から家族への声かけを変えてみます」
「相手の立場に立って考えるヒントが見つかりました」
研究会を終えた参加者の皆さんが、肩の荷を少し下ろし、晴れやかな笑顔で日常に戻っていく姿を見ることが、私にとっても何よりの励みです。
一人ひとりが自分をご機嫌にし、身近な大切な人との良好な関係を築いていく。その小さな変化の輪が地域に広がり、やがて優しくあたたかな社会へとつながっていくことを信じて、これからもこの活動を愚直に続けてまいります。
次回も皆さまと安心安全な場で学び合えることを、心から楽しみにしております。
次回の開催予定
オンライン 11月14日(土)8時~10時 ZOOM
リアル 10月3日(土)13時~15時 つくば市役所コミュニティ棟
